2022年8月13日 配信
MBSニュース
兵庫県の尼崎市消防局の救急車が、新型コロナウイルスの陽性が判明して入院を断られた交通事故の負傷者を、事故現場に戻していたことがわかった。
転倒したバイクの男性を搬送しようとするも
8月5日、尼崎市の中消防署の救急車が、杭瀬交差点付近で乗用車に追突して転倒したバイクの男性を病院へ搬送しようとしていた。男性は腕と足の痛みを訴えていたが、38℃以上の熱があり、1軒目の病院は受け入れを拒否。その後、車内で行った抗原検査で新型コロナウイルスの陽性が判明し、2軒目の病院にも受け入れを拒否された。
事故現場に戻して父親に引き渡す
男性が歩けていたことから、消防は男性の了承を取り、事故現場に戻して父親に引き渡した。男性はその後、父親が要請した別の救急車で10軒目の病院に運ばれ、骨折が判明した。
中消防署は「救急体制がひっ迫する中で可能な限りの対応をしたつもりだが、不安を与えてしまったことは申し訳ない」と話している。
・幼児にワクチン誤接種 鹿児島・薩摩川内市甑島(こしきしま)の診療所
・愛知の病院が接種記録偽造 新型コロナ、廃棄批判恐れ 在籍看護師に接種したことに
・男性にワクチン5回目誤接種「4回目接種を受けたことを記憶していなかった」白河市の集団接種
・90代女性にワクチン5回目誤接種 別の目的で医療機関を訪れ 鳴門市
介護データベース
感染状況マップ
日本全国の、医療・介護・障がい分野における、新型コロナウイルスの感染状況MAPです。