2022年7月30日(逮捕・殺人容疑)
東京・江戸川区のマンションで75歳の女性が死亡しているのが見つかり、46歳の息子が首を絞めて殺害したとして逮捕された。調べに対し「母親の介護に疲れた」と供述しているということで、警視庁は詳しいいきさつを調べている。
産経新聞
容疑者 最上正幸(46) 無職 江戸川区小松川
首を絞めて殺害
警視庁によりますと、7月29日、自宅マンションの和室で母親の和子さん(75)の首を絞めて殺害した。
死因は窒息死とみられる。正幸容疑者は29日午後5時ごろ、同居の姉に「母ちゃんを殺した。責任を取って死ぬ」とメール。家族が自宅に戻ったところ、首にタオルを巻かれた母親が倒れていた。姉が110番通報していた。
翌日駅のホームで容疑者発見
犯行後、正幸容疑者は自宅から逃走したが、警視庁は、防犯カメラの映像をたどり、行方がわからなくなっていた容疑者を探していたところ、30日午後2時半ごろ、都営新宿線の東大島駅(江東区大島)の駅のホームにいたところを発見した。
「介護に疲れた」軽度の神経症
母親は夫や長男の正幸容疑者らと4人暮らしで、十数年前から病気を患っていた。正幸容疑者も軽度の神経症と診断されていたという。容疑者は調べに対し「自分が殺したことに間違いない。母親の介護に疲れた」と供述しているということで、警視庁は詳しいいきさつを調べている。
その他の介護殺人記事
・母親殺害の疑いで46歳息子逮捕 「介護に疲れた」タオルで首を絞める 東京・江戸川区
・介護疲れ 74歳の夫が70代アルツハイマーの妻 首を絞め殺人未遂 東京都八王子市
・同居の85歳妻を殺害の疑い 81歳夫を逮捕 千葉市緑区おゆみ野
介護データベース
感染状況マップ
日本全国の、医療・介護・障がい分野における、新型コロナウイルスの感染状況MAPです。