2022年4月12日記事（出典：yomiDr.）
・デイサービスこぐれ学園
・群馬県前橋市本町2-9-12
・運営するデイサービスでは、認知症の高齢者らが通ってきて、授業を受ける
・古典や英米文学といった大人が学ぶ教養のような授業
・講師は、大学の名誉教授をはじめ一流
・利用者は真剣な表情で授業を聞く、できることも増えていく
・学校形式を取り入れると、過去の記憶を呼び起こすことができる
・介護されているという意識を感じにくく、尊厳を保てるという利点もある
・施設では当初、２桁の足し算や簡単な理科など、小学校低学年で学ぶような内容を教えていた
・半年ほどたった頃、認知症の男性利用者に「バカにするな」と怒られた
・認知症の人が理解できるのは低学年レベルだと能力を見誤っていたことに気づく
・教養や知識を刺激できるように、大人の教養に内容に変えた
・授業は１コマ60分。１日３コマ。利用者は１時間座って授業を聞き、黒板の文字をノートに写す
・教室のような部屋で学活やあいさつをする環境は、長期記憶を刺激する
・子どもの頃にできたことを思い出させ、トイレや歯磨きができるようになった人もいる
・音楽や書道、美術の講師は、専門の教育を受けた地元の人。数学を教えるのは認知症になった元教師
