2019年12月10日(医療事故)
・一般財団法人 滋賀保健研究センター
・滋賀県野洲市永原上町664
・健康診断で肺がんを見落とされて死亡したとして、滋賀県内の男性(当時48)の遺族が損害賠償を求めた民事調停、2019年12月9日、大津簡裁にて、滋賀保健研究センターが計2,300万円を支払うことなどで和解が成立
・2014年と2016年、男性は勤務する会社の定期健診で、滋賀保健研究センターにて胸部X線検査を受け、「異常なし」と診断
・2017年9月、体調を崩したことで、進行した肺がんが見つかる
・2017年12月、死亡
・2018年に、男性の遺族は滋賀保健研究センターに対し、約7,500万円の支払いを求めて調整を申し立てる
・男性の妻(45)「集団健診は全国で多くの人が利用しており、二度と同じミスが起こらないことを願う」
・滋賀保健研究センターの代理人弁護士「画像診断だけでは発見が難しいこともあるが、再発防止に努めたい」