2024年2月10日
・国立成育医療研究センターの研究によれば、妊娠中に体重が過剰に増えると、将来的に高血圧や糖尿病などの慢性疾患のリスクが増加する可能性がある。
・高血圧を発症した割合は、適切な体重増加があった女性と比べて約1・5倍高かった。
・こども家庭庁の指針では、妊娠中の適切な体重増加量は、妊娠前の体格の指標であるBMIが「やせ」(18・5未満)の人は12~15キロ、「普通」(同18・5~25未満)の人は10~13キロが目安とされている。
・研究では、妊娠前のBMIが「やせ」か「普通」だった女性318人を対象に調査を行い、目安を上回る体重増加があったグループでは高血圧、糖尿病、肥満の発症率がそれぞれ高かった。
・同センター産科の小川浩平診療部長は、「適切な体重増加は赤ちゃんだけでなく、妊婦自身の健康を守るためにも重要。妊婦が痩せていると、低体重の赤ちゃんが生まれるリスクもあるので、主治医の指示をよく聞くようにしてほしい」と述べている。
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