2024年2月6日
・ 東京消防庁は6日、2023年の救急隊の出動件数が過去最多の91万7472件(速報値)だったと発表。
・ 約34秒に1回の割合で出動し、通報から現場到着までの平均時間は10分弱。同庁は到着までの時間の増加を受け、「一分一秒を争う現場への到着が遅れ、救える命が救えなくなる恐れがある」と119番の適正利用を呼び掛けている。
・ 23年は新型コロナウイルスやインフルエンザ、人の往来増加に伴う交通事故や飲酒事故などで救急要請が増加。22年の87万2075件から5.2%増加した。
・ 現場到着時間の平均は9分54秒で、過去最長を更新。20年の6分29秒から3年連続の増加となった。
・ 救急搬送された人の半数以上は「軽症」と診断。病院受診か救急車利用か迷う場合は、医師や看護師が対応する救急相談センター(#7119)を利用するよう呼び掛けている。
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