静岡県、医療ひっ迫注意レベルに引き上げ
2024年1月27日
・静岡県は26日、感染拡大注意報を発令している新型コロナウイルスの医療状況評価レベルを「医療ひっ迫注意レベル(レベル2)」に引き上げた。直近1週間(15~21日)で、四つの指標のうち三つが目安値を超えたため。県の専門家会議の意見も踏まえて判断した。
・県によると、定点医療機関から報告された患者数は1医療機関当たり15・31人(前週11・35人)で、前週比1・35倍。警報開始の目安値「16人」に近づいた。1日当たりの患者数は1900人と推計する。医療レベルをはかる指標は「病床確保病院の中等症2以上の入院者数」がレベル2に達したことに加え、「発熱外来の検査件数」と「救急搬送困難事案件数」の数値は、レベル3を検討する目安値を超えた。
・地区別の定点医療機関の患者数は東部20・28人(前週14・78人)、中部12・90人(同9・52人)、西部12・17人(同9・32人)で、東部地区は警報レベルになった。保健所別で御殿場、富士、静岡市が警報レベルとなった。
・インフルエンザは15・02人と2週連続で増加した。1日当たりの推計患者数は2100人。警報は継続中で、コロナとの同時流行が懸念される。地区別は東部18・42人(前週16・52人)、中部11・14人(同9・74人)、西部14・87人(同14・66人)。
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