- インフル感染者、2週連続増加 推計95万人、「警報」が迫る
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2023年12月1日・ 厚生労働省によると、11月20~26日に全国約5千の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は計13万9914人だった。前週比は1・31倍で2週連続の増加。1医療機関当たりの平均感染者数は28・30人で、自治体の「警報」の基準である30人に迫り、北海道は51・90人、長野は51・83人に達した。国立感染症研究所によると、全国の推計患者数は約95万人だった。
・ 沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩(たかやま・よしひろ)副部長は、年末年始に人が集まる機会が増えることを考慮し、「症状がある人はイベントへの参加を控えることも検討してほしい」と述べた。
・ 増加したのは山口、愛媛、沖縄を除く44都道府県で、全都道府県で「注意報」の基準となる1医療機関当たり10人を超え、23道県で警報基準の30人を超えた。少なかったのは沖縄(11・72人)、愛媛(15・28人)、東京(16・38人)。
・ 全国で休校や学級閉鎖などになった施設数は計6174だった。
2023/12/05 火曜日 | 統計データ