2023年9月25日
・NPO法人「卵子提供登録支援団体」(OD―NET、神戸市)
・早発閉経などの病気で卵子のない女性を対象に、ボランティアの卵子提供による体外受精を支援している
・OD―NETは、募集を始めた2013年1月以降、提供希望者が464人に上ったと発表した。
・一方で、年齢要件を満たさなかったり、カウンセリングの結果、辞退したりするケースも多い
・実際の提供は予定者を入れて20人にとどまる
・これまでに提供卵子を使った体外受精をしたのは15人で、うち12人が出産、1人が妊娠中
・23年中に新たに5人が体外受精をする予定。
・記者会見した岸本佐智子(きしもと・さちこ)理事長は「国は安心して提供できる体制づくりを進めてほしい」と法整備を訴えた。
・OD―NETは、ドナーと体外受精をする女性の仲介をしており、ドナーには、生まれた子どもが将来出自を知れるように、連絡先や個人情報の提供を求めている。
・現在はドナーが少ないため、体外受精をする女性の登録を中止している。
・不妊治療クリニックでつくる「日本生殖補助医療標準化機関」は今年1月、姉妹や友人、ボランティアによる卵子提供で、07~22年に70人の子どもが生まれたと公表している。
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