2023年6月6日
・マウスピースを使った歯の矯正治療に関する損害賠償を求めた訴訟
・矯正治療を宣伝すれば、治療費と同額の報酬が支払われる契約を結んだのに実際は支払われなかった
・モニターになった男女らが東京都練馬区の医療法人社団などに損害賠償を求めた
・新たに158人と1法人が6日、計約2億6200万円の支払いを求め東京地裁に追加提訴
・原告はこれまでの153人と合わせ311人と1法人に、請求額は計約4億5900万円になった。
・訴状によると、契約に応じた人には報酬として毎月一定額が支払われる仕組みだった
・実際の支払いは一部にとどまり、昨年3月以降は停止したという。
・この問題を巡っては、詐欺容疑などの告訴状が警視庁に出されている。
・原告側代理人の加藤博太郎(かとう・ひろたろう)弁護士は「日本各地で同様の被害が広がっている。詐欺的なモニター商法だ」と強調した。