2024年3月21日
・イモリが手足を失っても再生する能力に加え、生まれつき欠けていた指も再生することが新たに明らかになり、将来の医療技術への応用が期待されています。
・基礎生物学研究所の鈴木賢一特任准教授率いる研究チームは、遺伝子の欠損により指がないイモリの再生能力を研究し、切断された後ろ足から完全な指が再生することを観察しました。
・イモリは、手足や内臓の損傷を数カ月で修復できることが知られていますが、今回の発見は再生医療の新たな可能性を示唆しています。
・鈴木特任准教授は、人間にも同様の再生能力が潜在している可能性があり、このメカニズムの解明が怪我の治療や人工臓器の開発に貢献すると期待しています。
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