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2024/02/10 土曜日 | 研究開発,行政

文科省と厚労省、遺伝性難病研究のため受精卵の作成を解禁

2024年2月9日

・文部科学省と厚生労働省などは9日、遺伝性や先天性の難病をゲノム編集技術などを使用して研究するため、新たに人の精子と卵子を受精させて受精卵(胚)を作ることを解禁した。

・これまでは生殖補助医療(不妊治療)の研究に限定していたが、関連指針を改正して同日施行した。

・解禁の対象は、遺伝子を効率的に改変し、機能を調査できるゲノム編集技術を使用した遺伝病研究のほか、エネルギーを生み出す細胞小器官ミトコンドリアの機能が低下して発生する「ミトコンドリア病」に核置換技術を用いる研究。

・核置換技術の場合、異常なミトコンドリアがある卵子からDNAが入った核を取り出し、事前に核を除去した正常なミトコンドリアの卵子に移植した上で、精子を受精させる手法がある。実質的にはミトコンドリアを交換した形となる。

 

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