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2023/12/26 火曜日 | 研究開発

住友ファーマなど、米国でiPS細胞によるパーキンソン病治療の臨床試験を開始

住友ファーマなど、米国でiPS細胞によるパーキンソン病治療の臨床試験を開始
2023年12月26日

・ 住友ファーマは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した神経細胞を使用し、パーキンソン病の患者の脳への移植臨床試験を米国で始めたことを発表。

・ パーキンソン病は、ドーパミンを分泌する神経細胞が減少し、手の震えや歩行困難などの症状が現れる。50歳以上で発症し、米国内には約100万人の患者がいる。

・ 京都大学iPS細胞研究所と住友ファーマは2018年に臨床試験を開始。現在、安全性と有効性の確認を進めており、これまでに7人に移植。

・ 米国の臨床試験はカリフォルニア大サンディエゴ校で行われ、住友ファーマが製造した細胞を日本から輸送。京都大学の試験と同様の方法で7人に2年間の経過観察を行う。

・ 米国では、iPS細胞に代わる治療法として胚性幹細胞(ES細胞)を使用したパーキンソン病の臨床試験が進行中。

・ 今回の試験は比較的小規模で、大学病院などが主導。今年度中により多くの患者を対象とした試験を開始し、住友ファーマは32年度末までに実用化を目指す。

 

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