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2024/02/10 土曜日 | プロジェクト

札幌市が救急医搬送の「見える化」システムを導入

2024年2月9日

・札幌市は19日から、救急医搬送における「見える化」システムを導入する。医療機関側に電話で伝達していた患者情報を専用アプリで共有化し、搬送先の選定時間短縮を図る。

・市によると、従来の救急搬送は救急隊員が当番医療機関に電話で患者の容体などを伝え、受け入れの可否を打診。困難な場合は別の医療機関に電話で問い合わせをしていた。

・新たに導入する「見える化」システムは、救急隊員が患者の年齢や性別、けがや症状といった身体状況、既往歴などの情報をタブレット端末の「救急隊アプリ」に入力。画面に表示された受け入れ可能な医療機関に連絡する仕組み。

・連絡を受けた医療機関は入力された患者データをパソコンの画面上で確認できる。音声データの入力や画像データの登録も可能で、市消防局の担当者は「事故などではけがの状態確認も重要。画像で確認できれば医療機関側も受け入れ可否の判断をしやすくなる」と話す。

・市内では88医療機関が救急に対応しているが、当面は51医療機関で運用を進める考え。市は「協力を呼びかけながら運用範囲を拡大していきたい」としている。

 

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