2024年1月30日
・ 野田市出身の開業医、根本曉（あきら）さん（88）が市に40メートルはしご付き消防車1台を寄贈することを決定。
・ 約2億1800万円の購入費を市に寄付し、市は根本さんが選定した車両を購入。老朽化した市のはしご付き消防車の更新をサポート。
・ 根本さんは父の苦労を背負って開業医として活動し、親孝行の思いを込めて地元の野田市への寄贈を決断。
・ 贈呈式で根本さんは感謝の気持ちを述べ、「命を守る仕事にささげた人生。命を守るため財産を使いたい」と市長らに思いを伝えた。
・ 贈呈式の前に市議会臨時会で、市は消防車購入の議案と根本さんからの寄付金を盛り込んだ補正予算案を提出し、可決された。
・ 現在所有している35メートルのはしご付き消防車は老朽化が進んでおり、根本さんの寄贈により40メートルの消防車が導入される見込み。
・ 40メートルのはしごはマンション14階相当まで届き、市内の高層建築物に対応可能。ドイツ・マギルス社製を選定し、来年度中に納入される予定。
・ 根本さんはかつて30年間、内科医院を経営し、現在は都内で民間病院長を務めており、市には以前にも1億円の寄付を行っている。
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