「日本医師会「赤ひげ大賞」で洞戸診療所の安福嘉則医師が表彰
2024年1月28日
・日本医師会が主催する「赤ひげ大賞」に、洞戸診療所(岐阜県関市洞戸)の医師、安福嘉則さん(76)が選ばれた。安福さんは35歳で洞戸に移り住み、胃がんを患いつつも40年以上にわたり地域医療に貢献してきた。
・「夜でも朝でも、いつでもどうぞ」との姿勢で住民に安心感を提供し、地域のかかりつけ医としての評価が高まり、「赤ひげ大賞」に推薦された。同賞は全国で5人が選ばれ、安福さんは県内医師の2人目の受賞者となった。
・安福さんは医師がなかなか定着しなかった地域で、在宅医療や学校保健などに積極的に取り組み、地域医療の発展に寄与してきた。洞戸診療所はこの地域唯一の医療機関であり、多くの患者が訪れる中、彼は早朝から夜まで患者と密接な関係を築いてきた。
・2007年には胃がんを患い、治療のために初めて診療所を離れたが、その経験から「医療は科学だけではなく、患者は医師という人を見ている」との認識を深めた。現在は診療所の支援医師として活動し、40年間の経験を通じて「思いやりこそ人を救う大きな力であることを忘れないでいたい」と語っている。
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