新病院「公立東濃中部医療センター(仮称)」の建設工事が始動
2024年1月17日
・ 岐阜県の東濃中部病院事務組合は16日、土岐市立総合病院と東濃厚生病院(瑞浪市)を統合し、土岐市肥田町浅野に新設される病院「公立東濃中部医療センター(仮称)」の建設工事の起工式を執り行った。来賓ら70人が出席し、工事の安全を祈願した。
・ 新病院は、鉄骨7階建ての病院棟などを備え、延べ約3万9千平方メートルの施設を構築する。建設事業費は約267億円で、医療機器の購入費などを含む総事業費は約337億円を見込んでいる。総事業費は一昨年8月時点では約290億円と見積もっていたが、建設資材や人件費の高騰により増加した。2026年2月に開院を予定している。
・ 式には来賓の大森康宏副知事、古屋圭司衆院議員も出席。組合管理者の加藤淳司土岐市長は神事でかま入れを行った後、直会で「地域住民に頼りがいのある病院となり喜んでもらえるよう準備している。タイトな工期だが、工事、事業を安全に無事故で進めてほしい」とあいさつ。
・ 新病院の指定管理者となる予定の県厚生農業協同組合連合会の堀尾茂之経営管理委員会長は「新病院の運営に当たっては経営の効率化、医療体制の充実化を図り、住民に信頼される、身近で来たくなる病院を目指して取り組む」と述べた。副管理者の水野光二瑞浪市長は「新病院に勤める医師、看護師、助産師の確保を厚生連と両市で連携して進めていく」と話した。
・ 新病院の病床数は400床で、免震構造としており、屋上にはヘリポートを設置。また、産婦人科の開設を目指している。
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