- 医療介護分野への補正予算案、1床当たり6400円を交付
2023年11月13日 - ・ 政府は2023年度補正予算案を閣議決定し、その中で厚生労働省所管分に1兆4151億円を計上。特に「医療・介護・障害福祉等分野における物価高騰等への対応」として1016億円を充てることが決まった。
・ 内訳は、「食材料費・光熱費高騰への支援」（重点支援地方交付金）、職員の処遇改善、ICT・ロボットの導入による職場環境の改善などが含まれている。
・ 「食材料費・光熱費高騰への支援」では、医療機関への支援として、入院時食事療養費の据え置きに対応するために、許可病床数に6400円をかけた金額を都道府県を通じて交付することが計画されている。これにより、医療機関への支援が行われる。
・ 「職員の処遇改善に向けた支援」では、看護補助者や介護職員の処遇改善を図るため、賃上げ効果を継続するための措置が含まれている。具体的には、看護補助者と介護職員に対する賃上げのための補助金が計上され、対象期間は2024年2月～5月。これにより、医療介護分野の処遇改善が進むことが期待される。
・ その他にも、「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援金交付金による支援」、「マイナンバーカードと健康保険証の一体化に向けた取り組みの推進」、「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の強化」なども計上されている。
2023/11/15 水曜日 | プロジェクト
