2024年5月2日
・福岡市に新たな「ホスピス型住宅」が開設され、末期がんや難病患者が自宅に近い環境で生活できるようになる。
・「ReHOPE 博多筑紫」は54室のマンションタイプで、看護師や介護福祉士が常駐し、緩和ケアを提供。
・入居者は家具など私物の持ち込みが可能で、共用部には入浴施設や食堂、リハビリルームがある。
・シーユーシーグループが運営し、九州では初の事業。全国で37棟を建設し、2000人の患者を受け入れてきた。
・高齢者施設の専門家は、病院の病床削減に伴い、ホスピス型住宅が受け皿となっていると指摘。
・厚生労働省の調査では、最期を迎えたい場所として自宅を選ぶ人が多く、ホスピス型住宅の需要が高まっている。
・しかし、看護職員の不足が問題で、将来的には「看取り難民」が増加する可能性がある。
・ReHOPE 博多筑紫では、自由な生活が送れるよう設計されており、家賃や管理費、食費で月15万円程度が必要。医療、介護費は別途発生する。
・ホスピス型住宅は2010年頃から増加し、関東では100棟を超え、地方都市にも広がっているという。
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