2024年3月22日
・日本では、2人に1人ががんになる時代。しかし、医療の進歩により、かつて恐れられた病気が治療可能に。
・「先進医療」と呼ばれる陽子線や重粒子線治療が注目される。これらは保険適用の診察や検査とは別に技術料が必要。
・これらの治療法は、正常細胞への影響が少なく、副作用も軽減。特に早期肺がんにおいては、手術と同等の効果を1回の照射で実現。
・対象となるがんは、手術が難しい肺がんや食道がんなど。治療費は一律300万円程度。
・治療施設の建設や装置には膨大な費用がかかるため、技術料が高額に。しかし、保険適用範囲の拡大により、選択肢が増えつつある。
・重粒子線と陽子線治療は、保険適用で自己負担は1～3割。それでも70万円前後と高額だが、公的支援もあり。
・陽子線や重粒子線治療は、すべてのがんに必要というわけではない。新幹線の例えで、従来の放射線治療と比べてグレードアップした治療法。
・免疫療法も高額治療の一つ。オプジーボは保険適用が広がり、治療費も下がっているが、依然として高額。
・オプジーボの1年間の治療費は約290万円。他にも光免疫療法やCAR-T細胞療法などの高額治療があるが、保険適用が拡大している。
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