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2024/03/01 金曜日 | その他

西武が本拠地近くに整形外科クリニック、選手と地域に医療提供

2024年2月27日

・西武は27日、帝京大やアスリートメッド株式会社と一緒に、ベルーナドームの向かいに「ライオンズ整形外科クリニック」を作ると発表した。4月1日に開院する。

・球団は昨年4月から、学校法人帝京大学とパートナーシップを結んでいた。選手のコンディショニング管理と、選手の能力を最大限に出せる環境づくりを目的にしていた。

・クリニックが開院することで、「選手のけがを予防する」「早く回復する」「パフォーマンスを上げる」ことを目指す。帝京大学のドクターやスタッフが専門分野の実績を生かして、昨シーズンからチームをサポートしている。チームドクターが診療するスポーツ整形外科クリニックが本拠地にあることで、よりしっかりとしたサポートができる。プロスポーツで得た豊富な知識を使って、地域の人にも医療サービスを提供する。

・クリニックは2階建てだ。1階には受付や待合室、診療室、検査室などがある。ディープラーニング(AI)で高精細な画像を速く撮れるMRI(磁気共鳴画像診断装置)や、圧力波で痛みを楽にする体外衝撃波疼痛治療装置などがある。一般X線撮影装置、超音波診断装置(エコー)、骨密度測定装置などもある。

・2階は全部リハビリスペースだ。一般の人からアスリートまで、患者の生活スタイルや競技やプレースタイルに合わせて、理学療法士が一人ひとりにリハビリテーションをサポートする。

・松井稼頭央監督(48)は「今までも増田先生や帝京大学の先生たちに、チームドクターとして選手の身体の異変にすぐに治療してもらって助かっていました。クリニックがベルーナドームの近くにできると、選手は万が一のときももっと安心できます。けがをしないのが一番ですが、事前の検査やけがの予防ももっとできるようになると期待しています。できるだけ元気にプレーできるように、パフォーマンスももっと出せるように、チームとしても使っていきたいと思います」とコメントした。

 

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