2024年2月23日
・津山中央看護専門学校の卒業式が21日、同校体育館であった。第34期生の32人が、新型コロナウイルスの流行の中で学んだことを胸に、看護師としての道を歩み始めた。
・卒業生や保護者、教職員など約140人が参加した。橋本達也校長は、卒業生に一人ひとり卒業証書を渡し、「皆さんは、コロナが始まった次の年に入学し、看護のプロを目指して頑張ってきた。皆さんの優しさが必要とされる人がたくさんいる。愛する人と愛される人になり、素晴らしい看護師になり、幸せな人生を送ってほしい」と祝福した。
・津山中央病院の林同輔院長も祝辞を述べ、卒業生に記念品や花束を贈った。在校生の代表、2年の濱田すばるさん（20）は「先輩たちの努力する姿に感動した。先輩たちの背中は強くて美しかった。先輩たちの言葉は心に響いた。私たちも後輩に良い見本になれるようにがんばりたい」と送別の言葉を贈った。
・卒業生の代表、山根崇純さん（25）は「個性豊かなクラスだった。笑ったり、ぶつかったり、泣いたり、楽しい日々だった。これから、それぞれの夢を追っていく。3年間の学びを忘れずに、地域や社会や医療に貢献できる人になりたい」と誓った。
・最後に、卒業生は感謝の歌「ありがとう」と校歌を歌った。
・卒業生のほとんどが同病院で働くことになった。
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