2024年5月12日
・熊本市の女性が胃がんと誤診され、不要な全摘手術を受けた後に後遺障害が発生した事件で、医師らに対する約3460万円の損害賠償請求が熊本地裁で認められた。
・2015年10月に手術を受けた女性は、後に胃がんではなかったことが判明し、逆流性食道炎などの後遺障害に苦しんでいる。
・医師側は病理診断の誤りを否定したが、裁判所は「胃がんと確定的に診断できる証拠がなかった」として、約1250万円の支払いを命じた。
・女性は他の医療関係者にも責任があると主張したが、その主張は退けられた。被告医師の代理人は判決に納得しておらず、控訴する意向を示している。
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