2024年2月14日
・18年ぶりの初診料改定などを含む来年度の診療報酬の「本体」部分が0.88%引き上げられ、国庫負担は約800億円に。
・中医協の14日の会合で、引き上げ率達成のための医療行為ごとの報酬を示す「点数」が提示。医療従事者の賃上げや感染症対策で初診料には90円、再診料には40円の加算があり、自己負担が3割の場合、初診料が27円、再診料が12円となり、現行よりも高額。
・初診料の改定は18年ぶりで、食材費高騰に伴い、入院時の食費は1食あたり30円引き上げ。生活習慣病に関しては治療や指導の効率化、要件の見直しで「点数」が引き下げ。
・来年度の改定では、物価高騰の中、医療従事者の賃上げの資金確保が焦点。適用は6月から。
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