鳥取県立中央病院のパワーハラスメント内容が浮上
2024年1月24日
・ 鳥取県立中央病院の救命救急センターが、消防の救急救命士に医療行為の指示を出すことを拒否していた問題に関連し、県東部消防局が中央病院の医師から受けたとしているパワーハラスメントの内容が判明。関係者がこれを明らかにした。
・ この問題では、今月１２日に広岡保明院長が記者会見し、医療行為の指示拒否を認めると同時に、消防局側から「センターの医師にパワハラを受けた」と、調査を求められていることを明らかにしていた。
・ 取材で判明したのは、消防局が取りまとめたパワハラの内容で期間は２０２２年１月からの２年間。４人の医師からの２２件の被害を主張しており、内容は▽搬送時に処置を手伝った救急隊員に「邪魔なので帰って」と言う▽救急患者をストレッチャーに移す際、救急隊の毛布を床に落とす▽電話を一方的に切る――など。
・ 中央病院の広岡院長は、読売新聞の取材に対し、「まだ調査中」としつつ、「医師は『邪魔』とは言っていない」「毛布は横にどけたら落ちた」と一部を否定した。
・ 中央病院は、消防局側からの求めによる調査結果を２月１日までに回答する予定。
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