神戸市病院医師過労自殺、労基署が病院法人と院長を違法長時間労働で書類送検
2023年12月19日
・ 神戸市にある「甲南医療センター」で過労自殺した26歳医師に関連し、西宮労働基準監督署が病院法人「甲南会」および院長に対し、違法な長時間労働をさせた疑いで書類送検した。
・ 西宮労基署は医師が亡くなる前に100日連続勤務し、1か月間の時間外労働が207時間余りに及ぶなど極度の長時間労働により精神障害を発症し自殺したとして、今年6月に労災認定していた。
・ 被疑者には公益財団法人「甲南会」および具英成院長、当時の上司となる医師が含まれ、労基署は法人と院長らの認否については明らかにしていない。
・ 遺族は書類送検を受け、病院の説明不足と謝罪のない対応に対し、悲しみと怒りを感じ、悔しい思いを述べた。遺族は今後も権威ある刑事処分と司法での明確な説明を期待している。
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