- 時間外手当削減のため自己研究と学生指導を勤務外扱いに
2023年11月20日・ 名古屋大学附属病院では、医師らの時間外手当に占める「研究」や「学生指導」などの割合が1割であり、これらを原則として勤務ではなく「自己研究」として扱っていたことが明らかになった。
・ 医師らの時間外労働を正確に把握するため、夜間診療や学会出席などを「勤務」か「自己研鑽」かに区分し、去年11月から適用してきた名大病院。しかし、時間外手当の支払いが月に約3000万円増加し、これが継続することを避けるため、ことし5月から学生指導や学会出席、論文執筆などを勤務時間内で行うよう医師らに促している。
・ 病院側はこれらの措置について、「働き方改革の一環だ」と述べている。
2023/11/20 月曜日 | 労務問題