2024年3月4日
・霧島市の国分生協病院は4日、コンピューターに身代金を要求するウイルス「ランサムウエア」に攻撃されたと発表した。今は、救急や一般外来の受け入れを止めている。
・厚生労働省によると、県内の医療機関がランサムウエアに攻撃されたのは、2021年度から初めてのことだ。
・同院によると、画像を管理するサーバーのデータの一部が暗号化された。個人情報が漏れたかどうかは、まだわからない。紙のカルテを使って、予約した外来や入院している患者は治療している。
・2月27日の夜9時半ごろに攻撃に気づいた。28日の朝8時半に外来や救急の受付をやめて、紙のカルテを使うことにした。厚労省に対応チームを来てほしいと頼んだ。
・病院のコンピューターは、インターネットとつながらないようにした。攻撃者から身代金を払えと言われても、払わないし、話もしないと決めた。
・攻撃されたのは、ネットワーク機器の設定が悪くて、外から簡単に病院のコンピューターに入れたからだという。画像サーバーにもウイルス対策ソフトがなかったという。
・同院は、129床で、一日に外来で197.7人、入院で105.8人の患者を見ている。
・国のルールでは、攻撃を受けたら、厚労省に報告しなければならないと決まっている。
介護データベース
介護業界の様々な情報をまとめたデータベース
医療アラウンド
医療業界の様々な情報をまとめたデータベース
お薬タイムズ
お薬の様々な情報をまとめたデータベース