2024年3月4日
・福岡県宇美町の県道で、軽乗用車が登校中の高校生らの列に突っ込んで、歩行者9人がけがをした事故が2023年11月にあった。この事故で運転していた派遣社員の中村進容疑者（66）は、てんかんの発作で意識を失っていたとみられる。県警は、中村容疑者が危険性を知っていたのに運転したとして、自動車運転処罰法違反（危険運転致傷）容疑で4日に再逮捕した。中村容疑者は容疑を認めているという。
・再逮捕されたのは、23年11月21日の朝に起きた事故のことだ。中村容疑者は、持病で運転ができないとわかっていたのに、軽乗用車を運転した。そのとき、てんかんの発作が起きて、対向車線の路側帯に入ってしまった。そこに歩いていた16～28歳の男女9人がいて、はねられた。9人は顔などを骨折するなどして、重軽傷を負った。中村容疑者も足を骨折した。事故のあと、中村容疑者は同法違反（過失致傷）容疑で逮捕されたが、入院していたので、釈放された。4日に退院したので、再逮捕された。
・県警によると、中村容疑者は22年3月にてんかんと診断された。医者からは、発作が出るかもしれないから、運転しないでと言われたという。県警は、中村容疑者が病気を隠して、免許を更新したかもしれないと考えている。道路交通法違反（虚偽申告）容疑で調べるつもりだ。
・てんかんは、脳の病気で、けいれんなどの発作がある。でも、2年間発作がなくて、医者が許可すれば、運転できる。
介護データベース
介護業界の様々な情報をまとめたデータベース
医療アラウンド
医療業界の様々な情報をまとめたデータベース
お薬タイムズ
お薬の様々な情報をまとめたデータベース
