書類送検：入院患者の人工呼吸器停止事件で医師を書類送検　大阪

2023年9月4日

・大阪府警が入院患者の人工呼吸器停止事件で医師を書類送検
・大阪府警は、新型コロナウイルス感染症の入院患者に対し人工呼吸器を約2分間停止させたとして、府立中河内救命救急センターに勤務していた50歳の男性医師を暴行容疑で書類送検した。
・府警は起訴を求める「厳重処分」ではなく、検察に起訴するかどうか判断を委ねる「相当処分」の意見を提出した。
・送検容疑は2021年3月29日午後、同センターの集中治療室で、当時60代の男性患者の人工呼吸器を停止させた疑い。
・府警捜査1課によると、医師は患者に気道切開を提案したが、患者は体調が良くなっていたことを理由に拒否。医師が「呼吸器を止めてみます」と言ったところ、患者は「止めてみろ」と応じたため、呼吸器を停止させたという。
・患者は一時血中の酸素濃度が低下したものの、現在は回復している。

介護データベース
介護業界の様々な情報をまとめたデータベース
医療アラウンド
医療業界の様々な情報をまとめたデータベース