2023年8月7日 大阪地裁 和解
・大阪府和泉市の産婦人科医院「老木(おいき)レディスクリニック」
・2017年
・無痛分娩(ぶんべん)で出産した女性=当時(31)=が死亡
・麻酔の効き具合などの確認を怠ったのが原因として、遺族が運営法人(破産)側に計約8300万円の損害賠償を求めた大阪地裁の訴訟
・8月4日までに終結
・裁判外で運営法人側が計7500万円を支払う内容で和解が成立
・遺族側が今年7月、訴えを取り下げた。
・女性は17年1月、同クリニックで出産する際、当時の院長から脊髄の近くに麻酔を施されて呼吸不全となり、低酸素脳症で死亡したとされる。
・子どもは帝王切開で生まれて無事だった。
・遺族は医師が適切な処置をしなかったと主張し、19年6月に提訴していた。
・運営法人と院長は大阪地裁から破産手続きの開始決定を受け、その後破産した。
・院長は業務上過失致死容疑で書類送検されたが、嫌疑不十分で不起訴となった。
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