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2023/07/06 木曜日 | 事件

東京地裁初公判 「臓器の仲介やあっせんをしたことはない」無罪主張 難病支援NPO理事の男

2023年6月30日 臓器移植法違反(無許可あっせん)

・被告 NPO法人「難病患者支援の会」(東京)の理事菊池仁達(きくち・ひろみち)(63)と法人
・臓器移植法違反の罪に問われた初公判
・東京地裁(馬場嘉郎(ばば・よしろう)裁判長)で開廷。

・ベラルーシでの臓器移植手術を厚生労働相の許可なく患者2人に受けさせ、計5150万円を受領した
・菊池被告は「臓器の仲介やあっせんをしたことはありません。私は無罪だと思っている」と述べた。

・検察側は冒頭陳述で、菊池被告が患者2人に遺体からの移植だと伝え、現地の病院と調整し、手術を受けられるようにしたと指摘
・弁護側は、仮にあっせんに当たるとしても、海外での移植手術に同法は適用されないと主張した。

・起訴状によると、慢性腎臓病患者に対し、ベラルーシには「特別に死体ドナーから移植を受ける外国人枠がある」などと説明して移植を勧め、2022年1~3月に計1850万円を振り込ませ、同年7月2日ごろ、現地の病院で遺体から摘出した腎臓の移植手術を受けさせたとしている。

・さらに肝硬変患者からも計3300万円を受領し、同年1~2月ごろ、ベラルーシで肝臓移植手術を受けさせたとされる。

・警視庁が今年2月、菊池被告を2回逮捕。無許可でのあっせん容疑を適用し、海外での臓器移植を巡って立件するのは全国で初めてだった。

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