診療報酬不正疑惑の横浜・長津田厚生総合病院、指定取消と閉院へ
2023年12月22日
・ 関東信越厚生局は、横浜市緑区の長津田厚生総合病院が診療報酬を1億8000万円以上不正に請求したとして、保健医療機関の指定を取り消すと発表した。
・ 病院は2024年3月末に閉院する方針であり、指定取消の対象となる。長津田厚生総合病院は、看護師の人数を水増しするなどして、診療報酬を不正に請求したとされ、不正請求は2014年10月から3年間で6605件、金額は1億8000万円以上に上るとされている。不正が明るみに出たのは匿名の情報提供があったことから。
・ 関東信越厚生局は2024年3月1日での保健医療機関の指定取り消しを決定し、これに応じて病院は2024年3月末で閉院することを明らかにした。
・ 長津田厚生総合病院は、「不正請求の要因は病院のコンプライアンス及びガバナンスの問題と思われる。多大なご迷惑をおかけし深くお詫びする」とのコメントを発表している。
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