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2024/01/19 金曜日 | プロジェクト,災害

福井県、能登半島地震被災地への医療支援で県外医師を導入

福井県、能登半島地震被災地への医療支援で県外医師を導入

2024年1月18日

・ 能登半島地震で被災地での医療支援に従事する福井県内の医師に代わり、県外からの医師が地域医療をサポートする新たな取り組みが1月18日に始まった。

■診療風景
「僕は愛媛県から来たんですよ。お手伝いに。ここに来たら雪があるけん、びっくりした。いつもはもっと降るらしいね」

・ 勝山市元町の勝山オレンジクリニックでは、通常の医師に代わり、愛媛県から派遣された医師が患者の診察を行った

・ 能登半島地震以来、このクリニックの医師らが被災地で支援活動を行う中、全国の医療法人が協力して福井での診療をサポートする「後方支援」が始まった。

■勝山オレンジクリニック・上村慶太医師
「1人来てくださるだけでも心強い。今の(福井での)日常を大切につくっていくことも被災地支援の形なのかなと思っています」

■医療法人ゆうの森(愛媛県松山市)・永井康徳医師
「自分たちの支援したい気持ちを優先するよりも、今どんな形で被災地に関わることが大切で、被災地の人のためになるのかを最優先に考える支援が必要になってくる」

・ クリニックでは、患者にも理解を求めるために待合室に状況を説明する文章を掲示している。

■診察を終えた患者
「(このクリニックには)親切にしていただいているので、そんなに違和感はない。特別にその先生じゃないとあかんという気持ちはない」

・ 災害がいつどこで発生するか分からない中、今回の経験を通じて支援体制の在り方を検証し、将来の事態に備える考えが示されている。

■医療法人ゆうの森(愛媛県松山市)・永井康徳医師
「できることを支援していく。それはまたこちらが当事者になった時も返ってくるもの。しっかりできることは支援していきたいというのが今の気持ちですね」

・ 能登半島地震を契機に始まった、福井県内の医療機関と全国の医療法人との新たな協力形態。今後も全国から医療スタッフが県内に応援に駆けつけ、被災地から離れた場所でも支援が続けられる予定。

 

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