栃木の産婦人科クリニックが倒産、負債3億円
2023年11月16日
・ 栃木県足利市に位置するかしま産婦人科(鹿島町501)は、2005年12月に創業し、代表者は岡田貴彦氏。11月6日に宇都宮地裁足利支部から破産開始決定を受けた。破産管財人には小沼正毅弁護士(弁護士法人中央法律事務所)が選任された。
・ 負債総額は約3億1000万円。
・ 「かしま産婦人科」は地元では「鹿島グループ」として知られ、産婦人科医院を運営していた。近隣医療機関との連携を強化し、充実した入院設備などで評判を得ており、開院3年目には年間200件の分娩を記録した。2012年12月期には売上高約3億500万円を達成した。
・ しかし、少子化の影響で患者数が減少し、売上が低迷。赤字が続き、2022年12月期の売上高は約1億8000万円まで減少した。資金繰りが困難になり、開業時に調達した借入金の返済が難航。そのため、2023年10月13日をもって事業を停止した。
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