福岡のタケシマ整形外科が倒産、負債12億円
2023年11月20日
・福岡市西区野方1に位置する(医)日の出会(設立:1987年8月、理事長:竹嶋康弘氏)は11月20日、福岡地裁に民事再生法を申請しました。申請代理人は佐野俊明弁護士ら4名(弁護士法人北浜法律事務所福岡事務所)です。
・負債総額は約12億円に上ります。
・同施設は1977年2月に整形外科医院「タケシマ整形外科医院」として開業し、地域での診療を展開してきました。さらに、1994年に介護老人保健施設「サンライズ壱岐」、2001年にはグループホーム「ひだまり」、2012年にはサービス付き高齢者向け住宅「こもれび」を開設し、それぞれ運営していました。また、訪問看護ステーションも併設していました。
・しかしながら、収支のバランスが取れず、2013年12月期には5026万円の赤字を計上し、債務超過に陥りました。2016年12月期には売上高が6億7081万円となりましたが、4990万円の赤字を計上するなど、収益性の改善には至りませんでした。
・さらに、コロナ禍の影響もあり、2021年12月期の売上高は5億9466万円まで減少し、9237万円の赤字が出て債務超過額は2億4530万円まで拡大しました。厳しい経営状況が続き、2023年7月には竹嶋理事長が亡くなり、その後、今回の倒産措置がとられました。
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