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2023/07/27 木曜日 | 倒産・破産・民事再生

破産・倒産:福岡の産婦人科医院が事業停止、負債3億3600万円

2023年2月28日 破産手続き

・(医)合屋産婦人科(糸島市波多江駅南2、設立2002(平成14)年11月、理事長:合屋英俊氏)
・2月28日までに事業を停止し、事後処理を小川剛弁護士(小川・橘法律事務所)に一任していることがわかった。

・負債総額は約3億3600万円。

・1926年に「誰でも気軽にかかれる下町の産婦人科」を掲げ、産婦人科診療所を開業。
・現理事長が三代目院長となった1996年7月、福岡のベッドタウンとして開発が進んでいた現在地に医院を新築し、最新の医療機器を導入し受入れ態勢を強化した。

・ベッド数は16床を有し、2015年6月期には2億1034万円の売上高を計上した。
・その後は地域の人口増加に伴う同業他社の参入や少子化もあって競合が激化し、業績が低迷。
・2019年6月期以降は減収に歯止めが掛からず
・「新型コロナウイルス」感染拡大以降はさらに来院者数が減少した。

・2022年6月期は売上高が1億3179万円に落ち込んだうえ、2966万円の赤字を計上し、債務超過に転落。
・その後も厳しい業況は改善されず、2023年2月末に閉院していた。

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