・サンパウロ市西部のラパ地区で、17歳の少年が71歳男性から携帯電話を盗んだ直後にバスに轢かれて死亡する事件が発生した。
・少年は病院に緊急搬送されたが助からなかった。
・防犯カメラが一部始終を捉えており、SNS上で拡散されている。
・映像には、携帯電話で会話する高齢男性と、それを奪って走り去る少年の様子が映っている。
・少年はバスに気付かずに車道に飛び出し、轢かれて数メートル引きずられた。
・少年は肋骨骨折と肺損傷を起こし、病院で心肺停止が確認された。
・被害者のルイス・コスタさんは、少年が単独犯ではなく、他の2人の男に脅されたと語った。
・ブラジル国内では携帯電話の盗難や強奪が深刻化しており、1分間に2台のペースで被害が発生している。
・2023年には全国で93万7294件の携帯盗難が報告され、サンパウロ州が最も多い。
・最も狙われたブランドはサムスン社で37.4％、次いでアップル社が25％、モトローラ社が23.1％だった。
・盗まれた携帯電話は振込詐欺やバーチャル詐欺などの犯罪に利用されている。
・FBSPのダヴィジ・マルケス氏は、携帯電話の価値はデバイスだけでなく、個人情報や銀行情報にもあると指摘している。
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