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2024/02/21 水曜日 | 事故

一宮市立市民病院、入院患者の転倒事故で和解

2024年2月20日

・一宮市立市民病院に入院していた当時80歳の男性が、トイレに向かう途中に転倒し、歩行不能な状態になった。病院は過失を認め、男性に450万円を支払うことで和解が成立した。

・男性は2021年4月に近隣クリニックからの紹介で病院を受診し、不安定狭心症の診断で入院。転倒・転落アセスメントで危険度IIと評価され、移動時はナースコールを押してもらい、離床センサーを設置し、看護師が付き添うことになった。

・薬の影響でふらつきがあることが確認されたが、その後のトイレ行きの際、看護師の支えを受けながら歩行中に転倒。男性は右大腿骨頸部骨折し、歩行不能となった。

・病院側は調査の結果、事前にふらつきが確認されており、車椅子での移動をすれば転倒を防げた可能性があるとして、過失を認め、450万円の支払いで和解。一宮市立市民病院の院長は「患者様に多大な身体的精神的負担をおかけすることとなり、大変申し訳ありませんでした。事故を真摯に受け止め、再発防止に取り組んで参ります」とコメントした。

 

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