三木市の救急搬送で病院連絡ミス、患者に影響なし
2024年1月7日
・ 兵庫県三木市消防本部は7日、40代女性の緊急搬送時に救急隊長が搬送先の病院の電話番号を誤ってかけ、病院受け入れが約30分遅れたと発表した。女性は中等症で現在入院中で、医師からは「搬送が遅れたことによる女性の症状への影響はない」との説明があったという。
・ 同本部によれば、6日午前11時50分ごろ、三木市口吉川町のゴルフ場から「しゃべりにくい人がいる」との119番があり、救急隊が出動し、10分後に現場へ到着。隊長が市外の病院に連絡する際、誤って市外の別の病院に電話をかけた。隊長はその際、病院名の確認を怠った。最初の病院では受け入れができず、搬送を連絡していた病院に女性を搬送し直した。
・ 同本部は再発防止のため、全救急隊員に対して連絡の際、医療機関名の確認を徹底するよう指導する。林一成消防長は「確認不足で病院収容が遅延したことをおわびする。このような事態が発生しないよう再発防止に努める」と謝罪した。
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