長崎大病院、ダビンチを使用した子宮体がん手術後の死亡事故について調査結果を発表
2023年12月28日
・ 長崎大病院は28日、手術支援ロボット「ダビンチ」を使用した子宮体がんの手術を受けた50代の女性が、退院3日後に死亡した医療事故について、病院側には過失がなかったとする調査結果を発表。事故後に停止していたダビンチを使用した子宮体がん手術は、来年2月に再開することが決定した。
・ 女性は昨年7月21日にダビンチを使用して子宮を全摘出。8月1日に退院したが、4日午後に自宅で下半身から多量の出血があり、意識不明になり、出血性ショックで死亡した。病院の病理解剖によると、患部近くを通る動脈に約2ミリの穴が確認された。
・ 病院によると、手術のビデオなどを確認した結果、動脈の破裂は手術が原因ではなく、術後の炎症発生が要因だったと判明した。
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