秋田大学医学部附属病院、大動脈瘤破裂診断ミスで謝罪と再発防止策
2023年12月19日
・ 秋田大学医学部附属病院において、80代の患者が帰宅後に死亡する診断ミスがあったことが判明。大動脈瘤の破裂の疑いがあったが、「便秘」の可能性と判断し、翌日かかりつけ医を受診するよう説明され、帰宅した。
・ 男性は翌日、かかりつけ医を受診した際に急変し、死亡。死後の画像診断で大動脈瘤破裂が確認された。
・ 附属病院は検証の結果、「過失はなかった」と説明したが、男性の家族からは「CT画像で確認できなくても他の手段があったのでは」との疑問が提起された。
・ 死亡事故調査委員会の指摘により、附属病院は「紹介元の病院から提供されたCT画像での判断が必要」「診断に至った経過を確認すべき」「入院とし経過観察が可能であった」との不適切な対応があったことを認め、家族に謝罪した。
・ 附属病院は「当院の過失であり、再発防止に向けて全体的な安全対策を講じる」とコメント。
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