2023年10月25日 静岡県立総合病院発表
・ 今年7月、静岡市の静岡県立総合病院で、患者を取り違えてがんではない60代男性の前立腺を誤って摘出する医療ミスが発生。病院は患者に謝罪した。
・ 60代男性は手術の3か月前に行われた組織の一部を採取する検査で、別の80代男性と検体が取り違えられた可能性が高い。検査は同じ部屋で連続して行われ、容器の配置が誤りにつながった。
・ 60代男性は尿漏れなどの症状が見られ、静岡県は補償について検討している。一方、80代男性は遅れた治療の影響でホルモン療法を実施中。
・ 病院は再発防止策として、複数の人の検査を連続で行う際には部屋を分けるなどの手順見直しを実施する方針。院長は会見で深い謝罪の意を示した。
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