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2023/10/24 火曜日 | 事故

医療事故:山形県立河北病院で体内から手術用の縫合針が発見される

2023年10月16日 病院発表

・山形県立河北病院は、昨年12月に50代の男性患者に行った胸のX線検査で、直径1.5センチのステンレス製半円形針が体内から発見されたと発表した。
・この男性は7年以上前に同病院で心臓ペースメーカーの移植手術と摘出手術を受けており、どちらかの手術時に使用した縫合針が取り除かれずに体内に残っていた可能性が高い。
・針が見つかる前のX線検査前、男性は自覚症状はなかった。
・院内の調査によると、ペースメーカーの移植と摘出手術の両方が局所麻酔下で手術室以外で実施されていたことが分かった。手術室以外での縫合処置手順が未整備だったため、体内残存物の確認作業が不十分だったと結論づけられた。
・同院は手術室以外での縫合処置の取り扱い基準を定め、再発防止策を謝罪とともに男性に説明した。また、事故を「山形県立病院医療事故公表基準」に基づいて公表した。

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