・ALS患者の脳に電極を移植し、脳波から文章を高精度で読み取ることに成功したとカリフォルニア大デービス校のチームが発表した。
・AIが脳波をリアルタイムで解読し、使用2日目で英単語の90.2%、8カ月後には97.5%を正しく示した。
・発症前の録音を基にコンピューターが本人の声で読み上げ、家族と会話も可能になった。
・ペースは毎分32単語で健常者の5分の1だが、専門の介護者が聞き取る方法に比べ5倍近く速い。
・研究に参加したのは40代のケーシー・ハレルさんで、発症から5年経過し、自力での車いす操作や着替えが困難になっていた。
・昨年7月に3.2ミリ角の電極チップ4個を脳に移植し、口を動かそうとする信号を読み取れるようにした。
・移植の25日後から脳波から言葉への変換システムを使用し、初日に50種類の単語で構成した文章を見て発音を念じる練習を30分行うと、99.6%を正しく読み取れた。
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