2024年3月25日
・加齢による嚥下機能の低下は、誤嚥性肺炎のリスクを高める。この問題に対し、新たな研究が「キュリアス」医学誌に掲載され、生活習慣と嚥下機能の関連性を明らかにした。
・対象は日本の50~60代医師310人。オンラインでの嚥下機能評価と生活習慣の調査を通じて、嚥下機能と会話時間、飲酒、睡眠、喫煙との関連を分析。
・嚥下機能は、30秒間に唾液をのみ込む回数で評価。1~12回は低い嚥下機能、13~20回は高い嚥下機能と分類。
・結果は、会話時間が嚥下機能に大きく影響。1日3時間未満の会話では、嚥下機能が低下するリスクが1.86倍に。
・研究者は、会話時間を嚥下機能の低下の予測指標として、誤嚥性肺炎リスクの特定に活用できる可能性を示唆。
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