2024年3月19日
・文部科学省は2024年3月18日、医師養成課程の教育環境を充実させる「高度医療人材養成事業」の選定結果を発表。東京大学、京都大学、慶應義塾大学を含む国公私立77大学が選ばれ、最先端の医療設備整備が支援される。
・この事業は、医学生の教育・研究環境を向上させ、日本の未来の医療を支える高度医療人材を育成することを目的としている。
・公募は2023年12月19日から2024年1月19日まで行われ、高度医療人材養成事業推進委員会の審査により、77件の事業が選定された。
・選定された大学は、国立42校、公立8校、私立27校で、東京大学は血管撮影装置、京都大学は複数の手術支援システム、大阪公立大学はロボット支援手術システム、慶應義塾大学は血管造影装置と超音波診断装置の整備を予定している。
・文部科学省は、大学病院が安定した運営を続け、医学教育の発展と地域医療のニーズに応えるため、「大学病院改革プラン」の策定を推進している。選定大学には、医学生の教育環境の向上と医師の働き方改革、大学病院の機能維持を目指す取り組みが期待されている。
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