2024年2月11日
・新潟県の三条市や燕市など県央地域の中核となり、高度医療などを担う県央基幹病院が総工費375億円をかけて完成した。燕労災病院と三条総合病院の再編・統合により誕生したこの9階建ての病院は、救急科や小児科など31の診療科、一般病床・感染症病床を合わせて400の病床を備え、県央地域の中核を担うことを目指している。
・「断らない救急」を目指す県央基幹病院は、これまで対応できなかった救急患者に対して圏域内で約95%対応可能な体制を構築。年間約6000件の救急要請を受け入れ、「断らない救急」の実現を目指す。
・病院内には約10室の救急外来が整備され、処置状況はモニターで一目で確認できる。専門性の高い治療には新潟・中越圏域の救命救急センターと連携して対応する。感染症病床は最大28床まで増やして対応可能。
・災害拠点病院としても期待される県央基幹病院は、2階に主な診療機能や発電設備を配置し、水害対策としてエレベーターも2階まで設置。県の大事な責任として地域医療の持続的な提供に取り組む姿勢を示している。
・県央基幹病院の開院は3月1日で、外来診療は3月4日からスタートする予定。
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