2024年2月7日
・大阪市東淀川区の「医誠会病院」で腎不全の男性(当時90)が新型コロナ感染陽性となり、転院後に透析治療が一切実施されず、低酸素脳症で死亡。遺族が約5000万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴。
・男性は医誠会が運営するクリニックで透析治療を週3回受けていたが、新型コロナ感染のため病院に転院。ベクルリーの投与はあったが、透析治療が行われなかった。数日後に窒息による低酸素脳症で死亡。
・遺族は病院が透析治療が可能である旨をクリニックに返答し、クリニック側も診療情報や透析記録を引き継いだにもかかわらず、治療が行われなかったと主張。医誠会に5000万円の損害賠償を求めた。
・医誠会は透析治療の怠りを認めつつも、男性の死亡との因果関係については新型コロナ感染と高齢を理由に争う姿勢。死亡した男性の長女は、「なぜ透析治療が行われなかったのか、理由を知りたい」とコメント。
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