長崎大学、ブラジルに感染症研究拠点を初設置
2024年1月18日
・ 長崎大学は中南米において初めて感染症研究の拠点を設置することを発表した。
・ 新しい感染症研究拠点はブラジルのぺルナンブコ連邦大学内の研究所に設けられ、2027年までに新たな病原体の研究や中南米特有の感染症治療薬の開発、若手研究者の育成などに取り組む予定である。
・ 長崎大学 永安 武 学長は、「研究、教育、人材育成の国際ネットワークを広げる意味でも非常に重要な拠点となる」と述べた。
・ 長崎大学の感染症研究拠点はこれまでにケニア、フィリピン、ベトナムにも存在していたが、中南米への設置は初めての試みである。
・ 高度感染症研究センターの安田二朗 副センター長は、「中南米でしか発生しない南米出血熱のような感染症もあるので、そういったものに対する感染症研究も活性化される」と語った。
・ 一方、長崎市の坂本キャンパスにある高度感染症研究センターでは、12月にスピーカーが屋上に設置され、緊急時に周辺住民への情報伝達が可能になる。試験放送は1月25日に行われる予定である。
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